Nico people対談 ★ 第一弾 FACTORY900 (眼鏡)
ー福井には世界で高い評価をうけてる眼鏡ブランドがある★
虎尾:今回は、第1回目の対談ページの依頼を引き受けていただきありがとうございます。
田村:いえいえ、こちらこそ。ところで、この対談ページって何なんですか?
虎尾:ですよね!よく分からないですよね!
対談ページでは、僕のお客様や知人など直接関わりのある方たちを紹介していこうと思ってます。
美容師という仕事をしていると、多くの方々と接する機会があり、たくさんの情報を頂いてます。
そんな中で、福井に帰ってきてからも、たくさんの出会いがありました。
それは、人であったり、物であったり、場所(店)であったり。
福井の元気でパワーのある方々をもっともっと多くの人に知ってもらいたい!
そうするにはどうしたらいいんだろうと考えた結果、お客様に「福井にもこんな面白い事やってる人いるですよ!」
「福井のもこんな素敵でお洒落なお店あるんですよ!」と口でお伝え(口コミ)するだけでなく、
もっと幅広い方にお伝えするにはWebの力を使おうと思い、対談ページを作る事にしました。
アナログ(直接的な関係性)とデジタル(インターネット、SNSなどの幅広い関係性)の融合です。
田村:へ〜。そういう事だったんですね。アナログとデジタルの融合ですか。
それはなんだか面白そうですね!そういえば、僕もこの店(Nico)に来た当初に
色々と美味しい食べ物屋さんとか教えてもらいましたね。
僕も名古屋から福井に出てきて、福井には面白い人やパワーのある人がたくさんいるなって感じますよ。
けど確かにその事を知らない福井の方もたくさんいるもは事実だと思います。
虎尾:ですよね!僕も東京から福井に帰ってきて、はじめは何にも無いな、刺激が無いななどと悲観的な感じでしたが、
福井でお店をオープンさせて仕事をしていくうちに、本当に福井を盛り上げていきたい、
もっともっと活性化させていきたいなど熱い思いを持った方がたくさんいる事を知りました。
福井で出会ったある方が、
「福井には確かに他の県と比べたら何も無い。
何も無い事を愚痴ってるだけでは何も生まれない。
だったら自分達で作っていこうよ!」
と言っていました。それを聞いて僕もそういうライフスタイルでいこうと思ったんです。
けど、本当はもうすでに福井にはたくさんのすごい物がありますよね!
田村さんの会社もそうですよね!
けど、田村さんの会社の名前(青山眼鏡)、ブランドの名前(FACTORY900)は知っていましたが、多種多様なデザインがある事や
ものすごい賞をとった事などは、申し訳ないのですが知りませんでした。
是非、そういった話を今回はお聞きしたくて、この対談をお願いしました。
っていうか、ここまでの前置きが長かったですね〜。
田村:確かに長かったですね〜。(笑)
けど、虎尾さんがどういう思いで、この対談ページをやりたいかは分かりましたよ。
まずは、簡単に僕の働いている会社の事をお話しします。
虎尾:はい!よろしくお願いします。
田村:FACTORY900 は、福井市に自社工場を構え、デザインから製造まで、ほぼ全ての工程を自分達の手でおこなう工場ブランドなんです。
ブランド名 は青山眼鏡の福井県眼鏡工業組合での登録番号「900」番に由来してます。
自分達の作りたいモノを自由に創る=′′オリジナルであること”の証として、 メガネづくりの原点を表すこの番号をつけました。
虎尾:そこから、FACTORY900の「900」はきてたんですね。
田村:”THE FUTURES EYEWEAR”をブランドコンセプトとして、モノづくりの姿勢にこだわり、
小規模ながらも世界に類をみない特殊加工技術を駆使 してメガネの新しい可能性を模索し続けています。
そんなブランドコンセプトとデザインにひかれ、FACTORY900のデザイナーになりたいと思い、
名古屋から福井にきました。
虎尾:本当に、田村さんはチャレンジャーですね〜。
田村:いえいえ、全然そんな事ないですよ。それを言うなら、うちの会社の方がチャレンジャーですよ!
うちのコレクションラインは、オリジナルの「FACTORY900」に加え、2010 年に「factory900」、
2014 年に「RETRO FUTURE BY 900」をリリースしてます。
その独創的な美を追求したデザインと高い技術力は国内外で開催されるメガネの国際展示会での評価も高く、
2013 年にはメガネ界のアカデミー 賞といわれる SILMO D’OR(シルモドール)をサングラス部門で受賞しました。
虎尾:そうです!その話を聞いた時に、そんなすごい会社が福井にあるんだって驚きました!
それと同時に、こんなすごい事をどれだけの福井人が知ってるのだろうと思ったんです。
田村:やっぱり知らない人の方が多いですかね?
虎尾:多分・・・。
田村:という事はこの話も知らないですよね。
2014 年にはテレビ界のアカデミー賞と評され、実はアカデミー賞を しのぐ人気を集めるエミー賞の
「シークレットルームイベント」(授賞式に向けて俳優向けにロサンゼルスで行われる展示会)にも招待され、
各種 アイウェアは来場したセレブリティ達からの人気を博したんです。
虎尾:え〜!そうなんですか!
田村:あと、2015 年には再び SILMO D’OR において、「サングラス枠では収まりきれない」 という評価を得て
審査員満場一致による審査員特別賞(Special Reward Category – Jury Special Prize)を受賞しました。
虎尾:それはこの前かけさせていただいた、奇抜なデザインのサングラスですね!
あれは、確かにサングラスという枠には収まりきりませんね(笑)
けど、FACTORY900の眼鏡って福井で買えるんですか?
田村:福井ですと、「田中眼鏡本舗」さんと鯖江眼鏡会館さんで買えます。種類は限られてますが・・・。
2015年に、FACTORY900 TOKYO BASE FACTORY900 TOKYO BASEがオープンしました。
ブランドコンセプト”THE FUTURES EYEWEAR” を体現した近未来的な空間の中で、
現在 80 モデル、400 バリエーションを有する FACTORY900 の 3 コレクションライン全製品を体感いただけ
廃盤モデルを含めたアーカイブ品の展示もご覧いただけます。
最適なデザインモデル、各種レンズの提案ほか、フレームにあわせた鼻盛りのカスタマイズや、
フレーム手磨きサービスなど充実したアフターサービスを 提供しています。
住 所 :〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-21-21 MOON-SITE 1F
電 話 番 号 : 03-3409-0098
営業時間:12:00 – 20:00 水曜定休日
F a c e b o o k : www.facebook.com/FACTORY900TOKYOBASE
虎尾:確か、そこのアメニティーグッズも田村さんがデザインしてるんですよね?
前にいただいた、「ファ」バッジとか。
田村:はい!そうです。
虎尾:今回は、FACTORY900の事について色々と知れたと思います。この話をしっかりと対談ページにまとめて、
より多くの人たちに知ってもらいましょう!!
田村:いいですね〜!
虎尾:またいつか、続きの対談お願いしてもいいですか?もっと東京のFACTORY900 TOKYO BASEの話も聞きたいですし、
眼鏡とヘアースタイルなどのデザイン的な話なんかもしたいです。
田村:是非、また対談しましょう。ありがとうございました。
虎尾:こちらこそ、ありがとうございました。
■ 青山眼鏡株式会社
〒919-0326 福井県福井市半田町9-8
0776-38-0003
プロフィール
田村 洋介(/デザイナー
1985年生、愛知県名古屋市出身。 大学でデザインと美術を勉強後、大手チェーンの眼鏡店へ就職。3年間販売を経験し、更に好きになったメガネを「デザインしたい」という気持ちが生まれる。かねてから通っていたセレクトショップで現在の上司(FACTORY900メインデザイナー)と出会い、入社希望をその場で直訴。その後福井へ移住し、現在はFACTORY900のデザイン・製造と並行し、ブランドに関わる全ての写真・ビジュアル・グラフィック制作などを手掛けている。 2011年入社。